鉱石の研究をしている彼女は輝いている

王太子の婚約者候補であったのにもう1人の候補である従姉妹に貶められ魔女として身一つで国外追放。危ないところを隣国の恐ろしいと評判の国王に救われ溺愛される。話の流れがよくあるパターンなので、（好きな流れですが）他作品との違いを探してしまいます。鉱石の研究をして領地や引いては国を富まそうと研究する主人公リタはすごく素敵だと思います。ただ、ちょっと世間知らずで気弱なところがあるので、溺愛してくれる陛下の元でたくましくなっていってほしいなと思います。小娘（従姉妹）のくだらない企みに国王や周囲の貴族達も騙されて深く調べもせずに領地没収して追放とか、現実的には考えにくいな。それでよく国を保ってるよね〜。
他の方も言われてたように、読んでいてイライラします。せめてリタの方がもうちょい魅力的でしっかりしてて、イライラポイントが少なければもっともっと面白く読めたかも。優しくて真面目で領民思いで探求心があるのは彼女の長所だけど。。