このレビューはネタバレを含みます▼
自分が「金田一少年の事件簿」をマガジンで読み始めたのが学生の頃、そこからほぼ現実時間と同じように金田一一氏が年を取り、長年相思相愛だった幼馴染と結婚してパパになっているのには、ちょっとした感動がありました。現実時間に沿う事でトリック関連を現代の技術で表現できる所もいいですよね。
ストーリーも作画も相変わらず素晴らしいと思いますし、息子君が相棒として活躍するとしたら、この先……十年後くらいに『金田一九十九の事件簿』が見られるのかもと、期待もしてしまいます。
ただ一点残念なのは、小学生の子供を殺害現場の目撃者にして欲しくなかったですね。謎解きやトリック現場の検証に伴うだけで、凄惨な場面はパパが見せないように守ってくれる事を期待していました。