そんな好きじゃない獣人物だけど良かった！

獣人のナヴラスと人間のソラ。
ソラは母亡き後昼は針子、夜は男娼して生計を立てていた。
そこへ獣人のナヴラスが友達に連れられて現れる。
ナヴラスは伯爵だった。
人間嫌いなためソラにお金だけ渡して帰そうとしたが、プライドもあって断る。
経営者に何をしてると殴られそうになった所をナヴラスに助けられて、3ヶ月分の給料を経営者に払って仕事をさせないようにした。（経営者は1ヶ月分と嘘ついたが）
ソラの毅然とした態度をナヴラスは気に入ったのだ。
その後様子を見に来たナヴラス、1ヶ月で客を取らされてる事に腹を立てて自分の街に連れ帰る。
初めは同情からだったが、ソラの献身的な働きや態度に気持ちが好意に変わっていって…

男娼時のソラの衣装が素敵だった！
ナヴラスは伯爵で地位があって優しくてかっこいいし、獣人達にドレスや服を仕立ててあげて人間のソラが獣人界に受け入れられて馴染んでいったのも良かったし、ストーリーが面白かった。
シンデレラストーリーだしね！

えっちシーンがちょっと多過ぎてその分他のストーリーが読みたいなと思ったのと、7年前の作品なので絵が少し拙くて星一つマイナス。

ただ段々と上達されてもう一つのライカンは凄く洗練された絵柄になってた！

3巻も読みホで読めて良かった(^^)