どクズな家族と別れる方法 天才の姉は実はダメ女。無能と言われた妹は救国の魔導士だった(コミック)
洲鎌ウル/早田結
このレビューはネタバレを含みます▼
いや~、お姉さん怖すぎでしょう。
何某かの疾患があるのではないかと思うほどの鬼ちくっぷり。
これまでも散々妹をいたぶる姉が登場する作品ありました。でもこの人、頭1つ分以上突き抜けてます。
しかも妹だけでなく、王立学院でもおんなじこと他人様にやらかしてるって、もう人ではなく獣と言われておりましたが、
私もそう思います。
でも、あの親にしてこの子あり、
主人公のノエルちゃんがマトモに育ったのは奇跡なのかなんなのか、
1番怖かったのは、サリエル王子がこんな獣相手に子作りしていたことです😨
いくら王妃であるママの言いなりとはいえ、そこまでやるのか、いやもう、どっちも獣なのか!?
とマンガ相手に変な怒りが……。
絵柄がリアルな感じで、悪い人たちは特にアメコミのキャラクターみたいな顔立ちです。
兄弟だから仕方がないのですが、王族が特にロシェさんと第四王子の区別がつきづらく、時々どっち?ってなりました。
でも、とても面白かった。おとぎ話風でありながら、絵柄がリアルできれい。
ちょっと描き込みすぎなのか、背景がボヤけてて、わかりづらいところがありましたがそれも味かなと(単にデジタル描画の特性?)
まだ2巻までですが大切に読んでいきます。
それにしても3巻以降、4巻から?あの獣達の子どもが登場するのか〜、波乱の予感。
子には罪ないとはいえ、わが身の偏見の強さを考えさせられる物語です。
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