異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。
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異世界転生したけど、七合目モブだったので普通に生きる。

白玉/北沢きょう

コミックから

ネタバレ
2025年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミックが良かったので、小説1巻を購入しました。
一人称視点で物語が進むので、コミックではわからなかった主人公の心理描写がしっかり書かれています。
コミックではクールでスマートな印象の主人公の内面がどうも騒がしいというか下世話で外面に対しての精神年齢が低すぎるように感じました。
自分の身内以外を無意識に見下している感じも鼻につきました。
前世で何歳まで生きたのかはわかりませんが、冒頭でたぶん前世は若くなかったんじゃないかなと独白があり、それプラス今世分年齢を重ねているからこその滲み出るスマートさだと思っていた為に、このギャップがとても残念に感じました。
そして、2人を目撃した令嬢の一人称視点も、一回なら兎も角流石に何回もやられると真新しさもなくなりくどいと感じました。
せめてこちらだけでも一人称視点をやめてすっきりまとめるか、どうしてもやるなら巻末におまけ程度であればまだ耐えられたと思います。
なんとか1巻読み切りましたが、2巻以降は恐らく主人公視点がギルバートくん可愛い愛してる好き好き描写で埋め尽くされて胸焼けしそうなので、小説版はここでリタイヤして、大人しくコミック版を待とうと思います。
小説の挿絵は文句なく素晴らしいので星2としました。
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