キスも知らないくせに
」のレビュー

キスも知らないくせに

木下けい子

高校生同士の、不器用な恋の形

ネタバレ
2025年7月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さん買いです。前回『17』を読んだので、また衝撃的だったら⋯⋯と思ったけど、とってもかわいいふたりの恋物語でした!木下先生らしい、優しい空気感の中で、ふたりの高校生がじわじわと心の距離を縮めていく、昔、経験したようなむずむずした歯痒い恋。そんなお話です。

優しくて明るく、人望のある、かわいい藤沢くんはある日、担任から1ヶ月遅れで学校に来る1つ年上の綾瀬くんの面倒を頼まれます。やり取りをするうちに、次第に「かわいい」藤沢に惹かれていく綾瀬は、とうとう藤沢に告白して。
ふたりは付き合い始めるんだけど、男同士ということもあり、なんだかギクシャクしてしまう(女の子と付き合ってもスムーズではないと思いますが)。
実は綾瀬は女性経験が豊富。いつも藤沢に対してイケイケな気持ちになってしまう。対する藤沢は付き合うこと自体が初めて。キスひとつにも、嫌じゃないのに腰が引けてしまう。
藤沢がかわいくて、かわいくて仕方のない綾瀬は、怖がらせないでひとつずつ進めようと⋯⋯。

等身大の男の子なりの悩みが描かれていて、とても微笑ましいと感じました。
キスしたけど、その先は?となるところとか。かわいい。
当て馬もいますが、正直、ふたりの間には入れなくて。キスより先は怖いけど、結局ラブラブなんですよねー。

藤沢の友人の類くん!クォーターですっごくイケメンらしいんだけど、彼女なしー!性格もとても良いのに謎です。わたしなら類くんを見てるモブ女子になりそう!
というわけで、類くんにも注目して下さい。

あとはほんと、ラブラブで、読んでるこっちもドキドキが伝染します。これホント!
ふたりの不器用な恋を見守れる方にオススメです。
わたしはとても好きだなぁ~。
日常の中のふたりの少しずつ進む恋に癒されてください!
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