病んで、縋って、溺れる夜~私が壊した一途な元カレ
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病んで、縋って、溺れる夜~私が壊した一途な元カレ

あくら滸

真実の愛に期限はあるのか?

ネタバレ
2025年7月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ クリスマス・イヴの夜、FLは婚約者がガールフレンド(リカ)を家に連れてきたことで振られてしまう。東京の下町をさまよっていたFLは、元婚約者に偶然出会う。彼女が財布も携帯電話も持っていないことを知った彼は、彼女を家に連れて帰る。

彼女は別れたことに罪悪感を覚える。7年間も婚約指輪をしていたのだ。彼は彼女を金のように扱うが、観客はこれを不愉快に思う。彼女が彼と出会ったのは、ちょっと都合が良すぎやしないか?まるでMLには隠し事があるかのようだ。

フラッシュバックの中で、読者はFLがMLを壊してしまったのではないかと恐れていたことを知る。ある日、2人は愛し合っていて、彼は言った。でも鏡を見てごらん」と言った。お前の中にいるのは誰だ?君は僕のものだ!」。
その直後、彼女は彼と別れる。彼女の論理によれば、このまま一緒にいても彼を傷つけるだけだ。結局のところ。二人とも社会に出て仕事をする。頻繁に会うことはないかもしれない。

最新巻では、FLは自分の荷物を取りに昔のアパートに行く。彼女はMLに古いアパートの場所を知らせない。彼女はMLにすぐ戻ると言う。
FLがMLに問いただすと、MLは「愛の力」で彼女の居場所を知っていると言う。FLは彼を問い詰めるべきだとは思いつつも、心の底ではそれを確かめたいと思っていた。
彼女を婚約者と別れさせたのはMLなのか?リカがFLの婚約者を狙ったのは彼のせいなのか?彼は本当にヤンデレなのか?

5巻では、彼らの気持ちや語られなかった感情や考えも含め、すべてが明らかになる。
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