愛の刺青
」のレビュー

愛の刺青

赤色マッシュ

心の支えは人それぞれなんだな

ネタバレ
2025年7月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて刺青が入っている作品に手を出しました。
刺青に対しての印象ってココ最近の世間の評判や印象ではプラスに動いてはいても、マイナスな印象が自分の中で払拭出来なくて、大好きなBLというジャンルでもなかなか手を出せずにいました。
そんな中、SNSの紹介でこちらの作品に出会い、勇気を出して購入したところ過去一ドキドキした作品でした。
私は刺青や自傷行為に対する理解度は高くないのですが、入れる理由や、絵の意味、ブラックアウトの印象がこの作品で知ることができて、こんなに純粋に愛を伝える事もできるのかと世界が広がった気がします。
刺青で愛する人の名前を入れるのにも痛い思いをするのは入れる側で、最初に彫り師の攻くんがかつて愛した人の名前を入れていたことを伝えた時は【所有印として入れられた】のだと私も思い、良い印象を持てませんでした、、、でも、物語終盤あたりで自分で泣きながら入れてるシーンを見て、「これ(身体の刺青)がこの子の自己表現なんだな、世の中にはこうして心の中の気持ちを伝える子もいるんだな。こんな風に刺青に対しての印象を変えられる作品に出会えてよかった。」と思いました。

今までは刺青を入れている人は心が強いのかと錯覚していましたが、刺青を支えに立っている子もいて、最初の受くんのタトゥースタジオに入って行った時に思った(刺青入れて人がわかる訳ないじゃん)と思ってしまった過去の自分をぶん殴ろうと思います。

最後に見た師匠が帰る時に言ったセリフで、角の折れた般若を左肩に入れた意味を知りたいので続編を期待して調べずに待っていようと思います。

こんなに素敵な作品に出会えて本当に良かった

最後に、愛を確かめた翌日の朝に攻くんの甘えたな態度を見てどっちが受だっけ?かわいっ!!となりました。
攻の甘えたは最高です。ありがとうございました。

語彙の蓄えがないの拙い文書で申し訳ございません
ただ伝えたいことは、この作品は私の中で刺青の印象を深く変えてくれた素敵な作品ということです。
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