ハーレムナイト 秘された花嫁と灼熱の楔
」のレビュー

ハーレムナイト 秘された花嫁と灼熱の楔

仁賀奈/えまる・じょん

読んでいるほうも忙しい

ネタバレ
2014年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 神々から遣わされ、必ず国を繁栄させるという伝説の「水の乙女」と結婚すれば、次期国王にするという国王の取り決めにより、ナディーク王国の三宝と呼ばれる三兄弟に奪い合われるヒロイン。
長男は傲慢な俺様、次男は癒し系な不思議ちゃん、三男は腹黒な小悪魔って感じでした。
仁賀奈さんのイメージでは、長男=ツンデレの鷹、次男=従順すぎるわんこ、三男=S系にゃんこだそうです。
逆ハーもので、4Pがあります。
1対1の方が好きなので、購入したものの読んでいなかったのですが、レビューキャンペーンもあり、シーモアさんで購入出来る仁賀奈さんの乙女系小説は全部読んでしまったので、こちらの作品も挑戦してみました。
一応、それぞれのシーンがあって個々のキャラクターがはっきりするのですが、後は4人の流れなので、忙しないですね。
私は次男がツボだったので、どうしても次男エンドを期待しながら読んでしまったのですが、他の方のレビューにもある通り、誰か1人を選ぶことなく終わりました。
3人男性がいるので、全ての開いている場所が塞がれますし、顔・射ありますし、仁賀奈さんだから書ける内容なのかなと思いつつ、乙女系小説としてこういうのは需要があるのか…とちょっとびっくりしました。
ただ、「秋宵の花嫁」を読まれて、せっかくの4兄弟逆ハーなのに、エロがなく糖度も低いという面でモヤモヤしていた方には、ぜひオススメしたいです。
ヒロインのキャラクターは薄めで、顔ナシでいいやと思える程、3兄弟のキャラクターが濃く感じました。
イラストはあまり好みではなく、衣装が地味だと思いました。
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