このレビューはネタバレを含みます▼
冒頭は面白いし、中盤は個人的にあんまり好きな展開ではなかったけど一花がすごく可愛いので読めました。これが気弱な地味ヒロインだったらもう読めなかったと思う。痛々しすぎて。健気かつ凛々しく真っ直ぐな一花だから読めるのだと思います。しかしラスト、ここで終わられると「え?まだ始まってもいませんが?」てなっちゃう。こういうテーマでお話を作るならあと5話くらいは必要なんですよ。今までと違う関係になってお互いにどんな顔を見せてどんな付き合い方をするのか、ラブラブハッピーに過ごし、少し経ってあれ?こんなはずじゃ…みたいなこともあり、それでも二人なりに乗り越えて確かな絆を結んで終わり、っていうのが見たいんです。片思いで苦しんでる子だけが見たい!!くっついたらどうでもいい!!とは思わない。今までは一花が頑張らないと即終了な関係でしかなかったでしょ。次は槇が一花のために本気出すところまで見られて初めてハピエンになるんじゃないかな。