纏う香りは木犀花、綴るは砂糖菓子
」のレビュー

纏う香りは木犀花、綴るは砂糖菓子

八田野はるちか

触れたいのは貴方です

ネタバレ
2025年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 八田野先生の新作です!
いつもは紙派なので、電子はどうしても読みたいもの、電子でしか読めないものしか買わないのですが、息をするように買っていましたね…
先生のやわらかくしなやかな線で描かれる小説家と書生のおはなし。
夜慧さんの花のような美しさに心奪われる書生高槻、出会った日の二人の丁寧な言葉のやり取りに、これから始まる物語に期待が高まります。
不遇の子供時代を過ごした高槻にとっては、自分を受け入れてくれた夜慧さんとの出会いは奇跡のようなもので、恋に落ちるのは必然だったのかなと思います。
そして時は経って4年後、19歳の高槻は、触れてもよいと言われたその言葉通りに夜慧さんに…
和服の二人の絡みのシーンがとってもエロティックです。裾から忍び込む高槻の手がもう…キャー!
と思ったところで終わりでした(泣)続きも全力でお待ちしております!
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