このレビューはネタバレを含みます▼
単話売りで気になってて速攻単行本になったので購入しました。
全く話せなかった分、残り49日を一緒に生きたかった、っていう設定はすごく感動しました。絵も綺麗だし、ビジュも良いし、最高でした。
春名がもともとそうだからっていうのはもともと天使だったってことなんですかね?
最終的にはすごく幸せなハッピーエンドだし、その後の2人もすごく可愛いし、誰も傷付いてなくて、良い話だったんですが、ん?結局どういうこと?ってところがちょこちょこありました。
きっとちゃんと設定された上で描ききれなかった部分だと思うので、もっと深掘って上下巻で出して欲しかったです。てことで星4です。
↓※ここからネタバレ※↓
????ってなった部分を読者に委ねる感じだとしたら、わたしはこう考察しました。
・もともと春名は天使として生まれ落ち、それを隠したまま榎本先輩と幼馴染みになった。
・榎本先輩はもともとゲイで、それを春名も知っていた。
・自分が原因で榎本先輩が死にそうになってしまったから、天使としての力を使い、それを榎本先輩と共有した。
・だが榎本先輩は、自分が生きるとの引き換えに春名がいなくなってしまうと勘違いしており、その認識のまま萩野に近付いた。
・春名が消えるのは嫌だから、榎本は49日間萩野と過ごしそのあと死ぬつもりだった。
・一方春名は、榎本を幽霊状態にすることはできても、榎本を生かす力はないため、本人の"生きたい"という強い意志を引き出すためあえて"榎本が生きても俺は消えない"ということは伝えず萩野のもとへ行かせた。
萩野がどうして春名を天使だと気付いたかはちょっと分かんなかったです;;
こんな考察で私は読んでましたっ!
いずれにせよすごく良い作品でした。その後の2人のイチャイチャもっと見たいので続編欲しいです^^