このレビューはネタバレを含みます▼
もうタイトルから切ないですよね。僕等がいたを連想しちゃいますが、こちらはもっと現実味があるような感じで、世代的にも大人って感じでした。
17話で、曖昧なままずるずる夫婦を続けている人はごまんといるだろって思われているシーンがあって、子供のことなどを考えるともやっとしていたのが無くなって、主人公たちの選んだ道が腑に落ちました。離婚して、主人公が1番幸せになれる道を選ばせてくれたんだと思います。ただ主人公の選んだ道はやはり娘が1番でしたね。最終話で娘の方から離婚の理由を問われていたシーンは印象的でしたが、3人変わらず仲の良い親子で娘もまっすぐ良い子に成長していました。
最後は娘にも背中を押してもらえて泣けてきました。大切な人をより大切に思える、愛しく思えるような作品です。
ただ道中辛すぎて読後何日か尾を引きました、、