このレビューはネタバレを含みます▼
う~ん。面白い。ただお値段が高い😭1巻目セール、2巻目定価、3巻目クーポンで購入。それでも買ったのは、絵が綺麗、細部まできちんとかいてあるから。
反撃する令嬢が好き。弱々しく誰か(白馬の王子様?英雄?)に助けられないと生きていけない、ちょっと鈍感な見目麗しいご令嬢。うんざりだ。これも筋的には何処にでもあるストーリーと同じだ。ただ日頃虐めてきた姉だか妹だかに反撃(父親にやり返されちゃうんだけど)したところで、もっと読みたいと思った。ちょっと期待していいんじゃないか。お決まりのストーリーを少しはずしてワクワクさせてくれるんじゃないかって。
思ったより展開も早いような。死んだと思われた公爵が生還、汚名を注ぐ、もっと引っ張れたのにどっちも普通ストーリーの山場だよ。いいんかい、こんなに早く出して。裏切り者達はまだまだ何か仕掛けてくるだろうし、そこらを楽しませてくれるのだと期待する。それにまだ裏切り者への断罪がすんでない。
ヒロインのラリットは公爵曰く「変な人」、だから面白いのかも。ざっくりしたカーディガン羽織って指をトントンするシーン、ティーカップのソーサーを持つ公爵の指の隙間、猫を追い払った(真似)時のゼエゼエ言うシーンとか好きだな。このレビュー見て読もうと思った人も「変な人」だ。