婚約者に裏切られたので、子爵令嬢から王妃付き侍女にジョブチェンジしてみた【電子版限定書き下ろしSS付】
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婚約者に裏切られたので、子爵令嬢から王妃付き侍女にジョブチェンジしてみた【電子版限定書き下ろしSS付】

雉間ちまこ/煮たか

悲恋の人のファンになってしまった!

ネタバレ
2025年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ジャムが深層心理を暴き肥大化させ心乱すものだったら?ランカ水によって解毒されるものだったら?
王妃のお茶会に紛れ混まされようとしたり、宝石盗難犯の子爵令嬢や王弟妃と思われる妃殿下?までジャム入りのお茶を飲んでる場面あり。
ラウルやマーシャ、隣国の廃太子はどうだったんだろう?口にしたシーンはないけど。
マーシャが嫌いなレオに似た身近な魔性の男って誰だろう?王弟?
国境を越えた陰謀っぽくなってきた。
どんな人や勢力が裏にいるんだろう?

最新刊まで繰り返し読んで、時にラウルは無い、許すまじって思うけど、マーシャの周囲の親しい女性陣に嫌悪され橋渡し出来る人もないまま、10年も不器用な二人は深く話し合いも出来ていない。王妃やマリイやメアリがマーシャを好き過ぎてるせい?
不貞相手とされる王弟妃の仲介は逆効果だし。
でもこの二人の話し合いを必要と思ってるのはダグラスと王弟妃くらい。
王様は近衛を辞めるならラウルとマーシャの結婚はありと言ってた。王妃が激怒してたけど。うーん

不実なラウルは無いと繰り返し思いつつ、親善大使の夜会での強く見えるドレス姿のマーシャを肯定するあたり、何度も惚れ直してる可能性もあって、マーシャの1番の理解者の可能性もあるのではと思ったり。
うっかり悲恋の人ファンになってしまった私なのだった。。
マーシャに冷たく拒絶されてざまぁされるラウルに切なさを感じて、苦しい恋だねえ自業自得だけどと思いつつ好きだったりする。
めげずに頑張って、マーシャの棘の箱に入った心だっけ?また取り戻せると良いなあと期待!
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