オメガ嫌いの英雄大公と離婚を目指す内職花嫁
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オメガ嫌いの英雄大公と離婚を目指す内職花嫁

滝沢晴/奈良千春

おもしろかった!

ネタバレ
2025年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人が連れてきた人間(=主人公)を、使用人達が意地悪する話ってよくあるけど、なんで使用人達って自分達が気に入らないってだけで主人の命を背けるの?で、主人公もなんで告げ口しないわけ?まぁいい子だからでしょうけど!っていつもイライラしていたので、このお話はちゃんと使用人達は買収されてたという理由があり、シリルが報告しなかったのもちゃんと理由があったので納得できました。使用人達を雇った自分のせいだとエセルレッドは謝ってましたが本当に人を見る目ない(笑)シリルは健気で一生懸命でとてもいい子でした。あとメリッサ夫人が大大大好き!ローズマリーと使用人達が断罪されるのを心待ちにしながら読んだので、これ以上ない結末で本当にスカッとしました。エセルレッドが家族といる時の末っ子扱いがかわいかったので、王族達とシリルの交流がもっと見たかったな。エセルレッドが読んでるのは恋愛指南書なんだろうな〜と読者には早々に分かりますが、タイトルが想像以上におもしろかったです(笑)様子がおかしい攻め大好き。オメガバースなのでできればお子が生まれるところまで読みたかったです。
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