キミを忘れないための101のこと【単話版】
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キミを忘れないための101のこと【単話版】

葵衣ころも

筋萎縮性側索硬化症もの

ネタバレ
2025年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 連載まだ続いているのね
この作品引っかかる事が多くて読めば読むほど痛々しい

・主役の女性・瀬戸みずきは26歳で商業で単行本が出ている推理小説家というのがかなり貴重な気がする
・1話の冒頭の老人は瀬戸みずきの愛読者という編集者だろうな 予想できる
・みずきは26歳で処女である その事を担当編集者から揶揄するように指摘されているのだが男性からしたら処女はむしろアドバンテージだよ
・みずきを処女だろと言った担当編集者がみずきに恋愛小説を書いてみろと言う張本人であり編集者なのにみずきを作家として見限ろうとしている、という事らしいがチグハグで理解に苦しむ
・みずきの担当編集者とは違った人物が、みずきの推理小説の愛読者だからと原稿を依頼してくるので上記の編集者とは関わらなくなりそうであるのだが何もしないでいるのに愛読者の編集者がわざわざ執筆依頼してくるとか都合良すぎないか しかもそいつは推理小説を書いて欲しいとすら言わない
・愛読者の編集者とみずきが最終的に結婚するんだろう 予想が付き過ぎる

さてみずきは恋愛小説を書けと促されるのだが恋愛した事が無いので
女慣れしている大学生・内海晴大とデートする事になる
この内海に対しても厳しい

・内海は筋萎縮性側索硬化症である その上に老人性痴呆の祖父の介護も背負い込んでいる これらの設定要るのか?
・内海はピアスしている 剣道部なのに?というのは我慢するにしても入浴時にも就寝時にも耳に容れたまま ピアスというのは着脱できるから一日中容れたままの人は居ない

・台詞が寒い 店で「セックす」と大声で言う女の友人とか「転生ものじゃないんだから」と言う女の友人とか無理

内海は剣道部を辞めて大学も辞めて自分の祖父の介護も手に負えない状況になっているのだが
この作品の描写の曖昧さでは描き切るには題材が重い 若者が衰弱していき死ぬ場面まで描くつもりかな
映像化とか狙ってたりするんだろうか
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