女神に選ばれし運命の番 男嫌いな令嬢は腹黒王子の溺愛花嫁
」のレビュー

女神に選ばれし運命の番 男嫌いな令嬢は腹黒王子の溺愛花嫁

七福さゆり/ぼんばべ

出来すぎた設定だけどよかった

ネタバレ
2025年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 母亡きあとすぐに父親が連れてきた後妻と娘に虐げられ修道院に追いやられた公爵令嬢ヒロインと、有能な王太子ヒーロー。
母亡きあと父親は裏に他の女性がいて子供まで作っていたということが判明し男性不信に陥ったヒロイン。王太子ヒーローが慈善活動で修道院を訪問した際に出会い甘い言葉をかけられるものの、苦手意識もあり冗談だと躱す。その後も交流は続くが一向に縮まらない距離。そんな時50年に一度の女神様の儀式に選ばれたという。選ばれた男性と交わる儀式。その相手はなんと王太子ヒーロー。国の存続にかかわるため断れない!といった感じで、ちょっと出来すぎた設定かなとは思いましたが、心境の変化もよく分かり楽しく読めました。後妻と娘にも因果応報が待っていて(というかヒーローが暗躍して)よかったです。
ヒーローSideもあり、ヒロインに惹かれた理由も深い愛もよく分かります。浮気したら死ぬチョーカーも怖いですが、まさか陣痛やつわりまで肩代わりしたがるとは。ちょっと変態的なスパダリヒーローでした。
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