「死霊術師など穢らわしい」と処刑されたので、魔族に転身致します
早瀬黒絵/要龍
このレビューはネタバレを含みます▼
清々しい程に復讐がサクサク進んで好き。
グロテスクな描写が苦手な人は注意かな。
ストーリーは面白いし、作画も細かく描き込んで
丁寧だと思うが、作画線が細すぎてメリハリがなく、
全体的に白っぽく見えて勿体ないと思った。
(ので★4)
かつての師も家族も婚約者もクソすぎて
ヒロインが人としての心が完全にぶっ壊れるには
充分すぎた。
ヒロインが処刑の際、真実を知らない国民は、
裏切り者としてヒロインを罵ってしまったが、
それは、王族や聖女らがそう仕向けたものなので、
王族や聖女らはともかく、流石に国民に対しては、
復讐を躊躇するのでは…?と思ってたら、
容赦なかった(汗)
読んでて罪のない子供までかぁ…と複雑だったが、
心が壊れてしまったヒロインにとって、綺麗事では、
おさまらない感情なんだろうな。
聖女と王太子のこのふたりは、とくに念入りに
ヒロインに復讐されろ。自業自得、因果応報。
このふたりに関しては、どんな残虐な復讐されても
仕方ない…。続巻が楽しみ。
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