毎日「帰れ」と言われてたのに、急に溺愛されてます!?
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毎日「帰れ」と言われてたのに、急に溺愛されてます!?

大石エリ/氷堂れん

うーん。

ネタバレ
2025年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 若くして侯爵位につくヒーローは両親に蔑ろにされ育ったせいか結婚願望がまるでない。毎日せっせと領地経営や対隣国の軍略会議に明け暮れていたが、突然国の王女が侯爵邸に乗り込んできて愛をぶつけるようになり…という話。作者さんの永瀬君と上坂さんが面白かったのでこちらも期待して読みました。以前似たような題材の作品を読んだことがありどうしてもそちらと比べてしまって…全体的に軽く感じてしまいました。あれを読んでなかったら評価は変わってたと思います。どこに軽さを感じたかというと、☆ヒーローがヒロインに惹かれるのがアッサリだったこと、☆ヒロインがキャピキャピしてるのが演技ではなく素だったこと、☆伯爵令嬢が王族をいかがわしい夜会に誘ってアッサリ忍び込めること(警備の観点から普通ありえない)、☆直談判した隣国の国王が絆されるのが早すぎること(そもそも領地の山で採れたと言わん方がいいぞ侵略戦争仕掛けられるって)などなど。前半のヒーロー視点ではまだ我慢出来てましたがヒロインがうるさくてダメでした。私には可愛いと思えない…。これは好みが分かれるキャラだと思いますね。
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