毒を喰らわば皿まで【シーモア限定版】
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毒を喰らわば皿まで【シーモア限定版】

戸帳さわ/十河

シーモア限定版

ネタバレ
2025年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ とりあえず、本編について。
原作小説はかなりハマって何度も何度も繰り返し読んでしまったほどです。
で、コミカライズ版。ストーリーが面白いのでそれだけでも高評価。この作品をコミカライズしてくれてありがとうございます😆って感じ。
絵は少しクセがあるかな?とも思うんだけど魅力的な絵にも見える。
作風が中世とか描くのに合っているのかも。
ってか、ってか、コミカライズ版も小説同様ハマるわぁ。ついつい繰り返し読んでしまってるもん。
……で!コチラのシーモア限定版について。本編はもちろん通常版と一緒。で、そこにシーモア限定版オマケとしてキャラクターの全身のイラストがある(1キャラ1ページの3ページ+1ギャグ絵?)
それだけ…と言ってしまったらそれだけなので💦
ぶっちゃけ個人的には通常版でも良いかな?と思う。
これが、オマケで描き下ろしマンガ付きとかだったら個人的にはお得感を感じたんだけどね。
モノクロのイラストだけだと😅
でも、ストーリーもそうだけど内容的には満足しているので。ストーリーとしては転生した父宰相が前世でゲームした事のあるこの世界で転生知識を使い娘を蔑ろにした人達を陥れて行くって感じ。で、ゲームの中でも現世でも強く清廉潔白であり続けようとするヨルガをどんどん罠にはめ悪の道へ落としていく。そのアンドリムとヨルガがどんどん一緒に悪の道へと進んで行く過程とかゾクゾクする。そしてアサハカな考え方しかしてなかった、娘を贄にした人達はアンドリムの罠にはまっていく。次々とゲームの世界観を壊していき、ゲームの知識を使い国を崩壊に…それを見てほくそ笑むアンドリム。そして読みながらニヤッとする自分(笑)ナーシャについては王妃教育もまともに受けないし(元々以前から勉強嫌いみたいね。贄巫女の最低限のマナーからも逃げ出してばかりだったとか)妹の事とかも誰かに何とかしてもらおうとか色々と甘く見ているし。なるようにしてなったかな?って感じ。まぁ、小説でのナーシャの最後は声が出なくなるくらいヤバイけど。
全体的にはこの物語を絵で見れるだけでも良いかな。
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