紙の花【タテヨミ】
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紙の花【タテヨミ】

RANHAN/VanG

なかなかデレない攻め(外伝ネタバレあり)

ネタバレ
2025年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初韓国BLでしたがとても面白かったです。日本のBLの肩幅は韓国に吸収されたのです、多分。体格差好きにもたまりません。
攻めの顔面と衣装が何より美しい。画面全体が絢爛豪華って感じです。受けも不憫でかわいくていい。ちょっとドジすぎてイライラするけど。普段モブ顔っぽいですが致してる時なんともいえない色気を放って、攻めがハマるのも分かります。
攻めが流石にもうデレたかなと思ったらキチク発言をしてくるのに痺れました。明らかに当て馬なキャラも出て来るのですが、こちらも不憫。いじわるな妹とか三角関係とか、嫉妬とか嫉妬とかモブレ未満とか、盛り沢山です。とにかく攻めの顔面が素晴らしかったです。

【追記】外伝、原作小説ネタバレあり
先が気になり、外伝と原作小説にまで手を出してしまいました。
原作、漫画版ともに本編とサイドストーリーの構成です。漫画版は本編80話、サイドストーリー20話。
サイドストーリーは再会後の話で、皇太子は皇帝に、ユオンは皇帝の唯一の側室、寵妃になります。
漫画版でも示唆されていたように、色も香りもない紙の花であるユオンが、最も高貴で美しい花瓶に飾られるという事です。また、紙の花は枯れない花でもあります。
サイドストーリーの最終話は小説、漫画共に余韻があり美しいラストなので是非読んでみてください。

漫画版でユオンの父親や妹、総管様のその後は、本編では語られませんが、外伝では判明します。本編ラストで2人のいちゃいちゃが物足りなかったという人には外伝をオススメしますが…外伝の日本語版が早く出て欲しいですね。

ちなみに皇帝には正妃はいないのでその辺の話も小説にはありました。ユオンの容姿は派手ではないが中性的で整ってるそうです。
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