このレビューはネタバレを含みます▼
ついに弘さんと真生の馴れ初め話がきました!
ずっと待ってました〜嬉しすぎる!読んで号泣しました…。
この巻の第6話で衝撃を受けました。
弘さんが真生を番にしなかった本当の理由やずっと溜め込んでいた心の内を明かした時、真生は自分と同じように、αである弘さんにも種で判断される苦しさがあることに気づくんですよね。
自分に弘さんは勿体無い。弘さんにはもっと相応しい人がいる。だって自分はΩで、弘さんはαだから…
そんな理由で弘さんの求婚を避けてきた真生は今まで自分を否定するたびに弘さんのことも否定し傷つけてきたことに気づき、ついに自分の気持ちに素直になり、一緒に生きていく覚悟を決めるんですよね。
ここの『Ωと同様に背負っているものがαにもある』と気づくシーンは、私も初めての視点というか考え方だったので衝撃を受けました。そうだよね、弘さんは自分がαだからって理由で大好きな真生に結婚を断られてきたんだもんね…真生も相手のためにと思っていたことが逆に相手を苦しめていたなんてショックだよね…
オメガバースの世界って残酷だけどストーリー性が深くて話にのめり込んじゃいますね。
ついに結婚を決めた2人のもとに、輝がきてくれるシーンも泣ける…!というか第6話の扉絵がやばいです!輝を抱く真生と2人を抱く弘さんの表情の違いが細かくて大好き!
このお話は是非皆さんにも読んで欲しいです!