幸せしかない。

ネタバレ

2025年8月6日

このレビューはネタバレを含みます▼ 僻地の村で走り回って育った平民ヒロインは、ある日王都から来た属性検査を受け、貴重な闇属性と判明するやいなや即座に王宮に連れていかれる。そして国の一番人気である王太子から求婚され…という話。ヒロインは村時代も虐げられてきたとかいう訳じゃないし、ヒーローが光属性で苦労してきた時代の描写も詳しく書いていないし、王宮全ていい人だし、当て馬は出てこないし、何のトラブルもなく終始全方向に幸せ空間です。これはストーリーというよりはヒロインでしょうね。前向きな頑張り屋な上に超根明で一切ウジウジしてなく、周りにも自然発生的にその雰囲気が広まっていくのがとても良かった。普段起伏の激しい物語は好きですが、これは寝る前に読むのがちょうどいい塩梅だと思います。いかにも鈴木レモン先生という感じのお話でした。溺愛好きさんは是非。

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やみさん

(女性/50代) 総レビュー数：0件

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