このレビューはネタバレを含みます▼
本作は一般小説なのでジャンル的にはBLじゃありませんが、ブロマンスよりはしっかり好意を匂わせてるので、いずれBLっぽくなるのかもしれない(期待)。
探偵業をやってる男二人が一緒に異世界に飛ばされて、その世界でも探偵業をやるという話です。
最初は浮気調査ばかりがそのうち殺人事件に巻き込まれていくと言った話で、さすが夜光花先生です。面白かったです。
大体の異世界では使えないであろうスマホやタブレットを駆使しつつ(通信は出来ない)、お互いのスキルを生かして探偵業をやっていくのは新鮮でした。
この異世界には電気や爆弾などの文明は存在しませんが、なぜ存在しないのかの理由がすごく良かったです。
お話はとりあえず一段落ついてますので、探偵小説お好きな方はお試しください。
相棒の鵜戸が探偵事務所に入る前にブラック企業で働いていて鬱状態だったのを救い出してくれたのが、城金です。今後そこら辺の鵜戸の城金に対する心情が明らかになって
いってくれたら、嬉しいですね。
夜行花先生は私が追ってるだけで、これで5作品ほど以下続刊っぽい作品があるんですが、どれも面白くて続きが楽しみです。