極悪女帝の後宮
」のレビュー

極悪女帝の後宮

宮野美嘉/篁ふみ

狂った愛

ネタバレ
2025年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画から来ました!
兄弟を蹴散らして皇帝の座に座った紅蘭。(メンタル極強)
怨霊が見えそれを喰う龍淵。(執着心極強)
紅蘭も龍淵も郭義も暮羽も白悠も青も由羅姫も女官もいいキャラしてます(笑)いろんな意味で変態多め(笑)
内容というか真相は、重いというか悍ましいというか胸糞というか…とにかく明るい話ではないけど、キャラ達のおかげでサクサク読めます!
読み始めて割とすぐに3巻の終わりのような展開(龍淵の気持ち)は予想通りでした(笑)
むしろそれが良くて読み続けた!
好きだの愛してるだのそんなものより、永劫一緒にいるために…。そういう狂った愛が好き。
よくあるような「あ、これが愛なんだ、俺はお前が好きなんだ」ってすぐ自分の気持ちに気付いて好きだの愛だのキュンキュンし出すような展開じゃないのが良かった!
挿絵は一切なく、あとがきも無かったのは残念でした(泣)

呼び方に関しては、気になる人もいるかもしれないけど私は結構しっくり来てます。
龍淵のことを「きみ」、紅蘭のことを「あんた」と呼び合う二人。
女帝という立場で紅蘭のキャラ的にただ唯一を呼ぶ呼び方って言われると、確かに「きみ」以外ないのかなって気もするし。

とりあえず、まだまだみんなでワチャワチャドタバタしながら過ごす日々を見ていたい!
……白悠、苦労するんだろうなぁー(笑)
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