あたらよのほし
」のレビュー

あたらよのほし

灰音

ミステリ仕立てBL。事件の謎も気になる

ネタバレ
2025年8月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 連続殺人事件、明治、警官、吉原、情報屋、華族、等々。
私の好みが詰まった感じでとても良いです!
作画に関しても文句なし
背景やモブまでちゃんと書き込まれていて、この作者様のBL以外の作品も読みたいなー、と思ってしまうくらいのクオリティです。

内容ですが、堅物で正義感溢れる若い警官(受。ジャンルで童貞バラされとる…笑)が、自分の職務や無意識な行動思考を遊郭の男(攻)に指摘されて葛藤するのが、素直で少しだけ傷ましくて可愛い。
しかも多分ここから、事件の解決を通して成長して行くのだと思うと、これはもう見守らざるを得ません!
チャラい警官の先輩や、事件の黒幕などの伸び代(BL的な)も期待出来るので、次話早く〜!の気持ちがすごいです。

タイトルも良い。可惜夜(あたらよ)
明けてしまうのが惜しい夜という意味だそうですが、雰囲気にぴったりだと思いました
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