このレビューはネタバレを含みます▼
フワフワなファンタジーかと思ったら悪意や民意の怖さ、歴史は勝者に作られる…やるせない気持ち諸々がしがらみとなってもどかしー!ヒロインが肉体的に死なないものの精神的に死んでいく様子も辛かったです。解呪の方法は残念ながらタイトルでネタバレしているので解ったところで「でしょうね」としか…。こう言う作家さんの努力を背中から撃つようなタイトル付けさせる出版社や流行りってどうなんでしょうね。大きな見せ場のひとつが読む前からわかってるって可哀想すぎますよね。粗筋程度にすればいいのに。
ストーリーは過去の出来事がじわじわと判明していく様子も良く、ヒロインに寄り添いながら読み進めました。民意が悪意にもなるけれど逆に国中で祈っているシーンにより心が温まるいいシーンでした。悲劇すぎる文章ではなく緩さがあるのも辛いだけじゃなくて読みやすかったです。