サハラの幸福者【コミックス版】
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サハラの幸福者【コミックス版】

五月女えむ

サハラシリーズ4作目です。

ネタバレ
2025年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「サハラ」シリーズの4作目です。「サハラの黒鷲」(ロキとアルキル)から始まり、「サハラの隻眼狼」(イングルとビャク)と続いての本作です。これまでのお話がBL的要素が濃かったのですが、呪い師との決着に向けてラブ以外の要素が強めになっています。アルキルを伴ってのロキの両親の墓参りのお話にはグッときました。仲間を率いる黒鷲としてではなく、素のロキとしてアルキルと過ごす時間は二人にとって大切な時間なのですが、その幸せに引きずられて弱くなりそうな自分に葛藤するロキがいて…。2巻目でやっとロキとアルキルが両想いに…(長かったです!)呪い師との決着はまだつかず、2巻の先生の後書きによると「まだ折り返し地点」ということなので、先は長そうです…。
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