このレビューはネタバレを含みます▼
(6巻までのネタバレあり)
5巻までの平野さんが、鍵浦くんに触れた時にドキドキしないのは鍵浦くんに対して恋愛感情がないからだと思っていた。
でも6巻で恋愛感情があるとはっきりした。加えて、キスしない派閥、腰を触られたくないということも明らかになった。これって恋愛感情はあるけど性的欲求はない、ロマンティック・アセクシャルってこと?
まぁ、まだそうだと言い切るには早い気もする。(自分がアセクシャルだからそう思い込んじゃっているのかもしれない。)
どちらにせよ、鍵浦くんが平野さんのそういう気持ちを理解しようとしてくれていて、同時に平野さんも(これは6巻前からだけど)鍵浦くんの気持ちを理解しようとしている。
恋愛において1番大切なのは、『 お互いのちょっとずつの歩み寄り』だと思っている。それぞれの気持ちに違いはあれど、このふたりなら上手くやっていけるだろうな。そう思える作品です。