このレビューはネタバレを含みます▼
アニメ→コミックという順で読み、さらに続きが気になってこちら(原作)を読みました。
■正直、最初の頃はモニカのヘタレと自己評価の低さなどからそこまで続きが読みたいとは思わなかったのですが、回を追うごとにモニカのヘタレの時と七賢人の時とのギャップにやられ、さらには生徒会や友達と不器用ながらも一生懸命向き合おうとするその努力がいじらしく、どんどんハマって今に至ります。
■9巻で1つの話が終わりますが、後半になるにつれて伏線が回収されていくのが見どころの1つ。真実を知りたくなると9巻まで読みたくなります。そしてモニカの過去もそうですが、何よりフェリクスの背負っているものが重い!重すぎる!巻の始めの頃と9巻読み終えるとではフェリクスに対して感じ方が変わりました。今ではフェリクスの幸せを願う1人です。
■登場人物が多いのに加えてファーストネーム、ミドルネームとキャラによって呼び方が違うので理解するのに時間かかるのが難点なのですがそれぞれの巻の最後に登場人物の紹介があるのは助かります。特にその巻ごとに解説が微妙に変わっているのでぜひそこまで読んでほしいなと思います。