死んだ王妃は二度目の人生を楽しみます お飾りの王妃は必要ないのでしょう？
なか/黒野ユウ
このレビューはネタバレを含みます▼
王道なようで新しいなと思い読み進めました。
2度目は楽しく生きようとするカーティアに周りにも良い影響が広がり完成させたお話って感じですね。
生い立ちに影があるシルウィオもカーティアの前向きな性格にだんだん心を開き溺愛していく所もすごく良かったです。
最後、一度目の未来では誰からも愛されず一人で死んで行ったカーティアだったけど二度目は自分の命を捨ててまでも望まれる…幸せな主人公です。
結局は操られていた元旦那のルドルフが1番の被害者じゃないかと…
それでも自我を取り戻し、最後にはカーティアの為に命を捧げる想いに感動しました。
また来世があるなら悲劇などない世界線で幸せになってくれたらいいなと思います。
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