明日もいい日でありますように。
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明日もいい日でありますように。

葉山登木/烏羽雨

ひたすら日常描写

ネタバレ
2025年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 価格の割に内容が薄すぎました。牛乳を水で三倍に薄めたくらい。ひたすら主人公や弟たちがきゃっきゃし、健気に振る舞い、それを引き取った老夫婦がみて嬉し泣きする、これだけ。好きな方には刺さるかも知れませんが、感情描写が秀逸であったり、設定や展開がトリッキーだったりする小説を読み慣れているので展開と言えるものが無くてびっくりしました。一応2巻目以降の急展開を期待して試し読みしてみましたが、3巻でも異世界に着いてから一ヶ月も経っていないようで(汗)。
また「すりゅ」「くだちゃい」など不自然な幼児語のオンパレードでさすがに胸焼けしました。可愛い子供が出てくる小説は好きですが、やり過ぎ感があって好きになれませんでした。
評価を下げてしまって心苦しいですが、今まで出会った作品の中でトップクラスに中身の薄い小説でした。
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