このレビューはネタバレを含みます▼
初読み作家さんです。衝撃的でした…。
マクシミリアンが、自分でどうにでもできる立場にありながら、そして自分の中の思いの変化にもうっすら気付きながら、シュリルを手酷く傷つけ続けるのがなんとももどかしい。彼のシュリルへの優しさはひっそりとしか表れません。しかし、幼い時から優しさを知らずに生きてきたシュリルはそれを敏感に感じとり、酷い目に合わされながらも彼に惹かれてゆく。なのに、自分の気持ちに疎く、またそれを表現することも知らないため、マクシミリアンに伝わらない。
それでもきっと最後には報われるはず!と残ページを何度も確認しながらハラハラする思いを堪えて読んだのに、えーここで終わるの!?と崩れ落ちそうになりました。いやもう、本当にマクシミリアンにはシュリルに謝り倒してほしい!サイソンにも。
ラノベらしくない美しい文章のおかげで最後まで魅了されて一気読みでした。面白かったです!