このレビューはネタバレを含みます▼
4巻目まで読んだので、感想を書き書き。
長男より秀でた為に家族全員から疎まれ仕事を押し付けられ戦争の前線に駆り出され捕虜にされ拷問され解放されて祖国に戻ったらスケープゴートで処刑された悲劇の王女ラースが二度目の回帰を得て、「家族全員ぶっ殺したるわ!首洗って待ってろよ!」とぶちギレて自ら妹の代わりに敵国皇帝ゼフォンに嫁ぎ、舐めたまねしくさった侍女頭とか愛人たちを高笑いと共に魔法でボーボー焼いて好き勝手しまくったのに、「なにこの女、面白すぎるんだけど。笑笑」と最初は小馬鹿にしていたゼフォンもラースの正気の沙汰な所業にだんだん興味を持ってきて、従者シングに嫉妬し始めるくらい仲が進展しているのか分からないけど似た者夫婦になってきたよ、良かったね!…な4巻まで。我、シング推し! 1巻の最初になんで口輪してんの?と思ったけど、そういう事か! プレイ?ではない…多分ない。ヒロインのラースも長男より強いだけで実父母が王位継承者を代えなければ問題ないというのに、なんでそんな毛嫌いするのか全く分からなかったり。一回死んで肝っ玉座って恐いものなしになったから、また殺されてもなんぼのもんじゃいっ!てやりたい放題なの色々巻き戻り読んできたけど、ここまで吹っ切れたの見たことないw いやあ倍返しが気持ちいいー! 今のところ綱渡りしつつ土台作りしてる途中だけど、クソ家族へのざまあがどんなものか今から楽しみで仕方ない! タテヨミの方が先に進んでるので、そっちも読んでみたいと思いました。