このレビューはネタバレを含みます▼
初読みの作家さん。表紙見て、一瞬さがのさんかと思ったけど、中は違いました。
主人公が高校受験の日、バスに乗ろうと停留所に着いた時にはすでに出発した後。
終わった…と思ったのも束の間、出発したはずのバスを停めて乗せてくれた運転手。「頑張れ、受験生！」の爽やか笑顔のガミっちにすっかりヤラれ、切ない恋心を抱きながらも、ガミっち運転のバスで通った高校生活も終わり、その数年後から始まります。
就職したホテルの研修時に、なんとそのガミっちと再会！そのホテルの送迎バスの運転手として働いていることがわかり、また交流が始まるのですが、ガミっちの左手薬指には指輪が…な展開です。主人公の男の子が可愛いし、ガミっちもいいヤツ。短編なので、ラブに至るまでがすっ飛ばし気味ですが、ガミっちの性格から、あまり無理を感じませんでした。こういう、大人だけど、いらぬ分別に縛られない大人は好きです。
麗人unoなので短編は仕方ないんだけど、その後も見たかったな〜ということで☆4つ。短編なのでほぼ葛藤はないです。でも読後感は◯。Hは最後にさらっと。ほっこり気分になることでしょう。
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