雑用付与術師が自分の最強に気付くまで(コミック)
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雑用付与術師が自分の最強に気付くまで(コミック)

アラカワシン/戸倉儚

幸せになってほしい‥

ネタバレ
2025年9月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 才能や力を発揮するためには、ただ持っているだけではなかなか芽がでないことがある。だけどまわりの環境や人間関係で、あっという間に花が咲くこともある。
そんな現実社会にも通ずる「あるある」を、作品を通して改めて思い知る。
ヴィムの自己肯定感の低さ、でもみんなの役に立ってヒーローに憧れる気持ち。それなのに目立つのはちょっと気がひけて‥。そして普段は理性で抑えている衝動の解放。すべて、誰しも心のどこかで覚えのある瞬間や気持ちなのではないか。
ヴィムみたいに才能を持っているわけではないが、なぜか心の動きに共感してしまう。
謙虚で才能ある努力家のヴィムには、ぜひ幸せになってもらいたい。
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