このレビューはネタバレを含みます▼
作家さん買いです。そして雑誌連載(作家さんのSNSでご紹介くださるので無料で読めていました)でも、毎回楽しく読んでいました。
弟妹思いの礼くん。幼少期に少しの期間一緒に遊んだ榊くんと再会し、初めは弟のように接していたのに徐々に榊くんペースに引き込まれていくのがいいですね。そして券をちらつかせて礼くんに迫る、頭脳犯・榊くん。かわいい笑顔の隙間から、礼くんの心理をつく作戦を繰り出します。特に末っ子・大ちゃんを使った小技が憎い(←かわいい)。すっと券を見せながらお願いする姿に礼くんはきゅんってしちゃったんだろうなって読んでました。
連載では実は最終回とその前は未読にしました。なんか読んだら終わっちゃう残念感が強かったので、単行本まで取っておきたかったのです。こうして単行本で読めて、最後やその後までまとめて読めてよかったです。きゅんとしてかわいい一冊、作家さんの優しい雰囲気満載でした。