このレビューはネタバレを含みます▼
【買っちゃった(16、13、8-9、11-12巻)】フォージャー夫妻が未だにお互いを知らないのは不可思議で、アーニャが一人奮闘する姿はアダルトチルドレンを思わなくもないけれど。いつも能天気で爆笑必至だから気にしなーい!アンペルマン、テレビ塔などなど、バーリント市の風景も懐かしい。東西が一緒になったら、黄昏も、ヨルさんも、ユーリも…無職?身を守るから単なる戦闘に移行しつつあって、どんな最後を考えてるのかなー?13巻の立ち読みで、夜帷をヨルさん?と勘違い。集英社、太っ腹だなー!と割引キャンペーンに乗せられ次々と購入。順序通りに読み直し、面白いけど私のお財布はすっからかんヨ。
【買っちゃった(14、15巻)】15巻から遡って読んだから、14巻前半は爆笑必至。とても外では読めません。アーニャのドレスはチと大人向き過ぎるわね、と思ったら、攻略対象を落とす=ヨルさんの仕事着イメージとはヾ(≧∀≦*)ノ〃。
でも後半は哀しすぎる。若き日のマーサが振り絞った勇気も、すれ違いのまま最悪の結果に。手に入れられないものをずっと身近に見続けるのは、自分を誤魔化さなければ心が壊れるわな。身分違いで結局は同じ結果だろうけど、切ない。対して、自分の気持ちに向き合わず、友人面をし続けるヘンリー。ジイサンになってもノットエレガントだわね。
【まだ立ち読み中】最初の方の巻が無料?だった時に少し立ち読み。何といっても黄昏が素敵だし、天然のヨルさんもアーニャの名門校生活も面白いンだけど、14巻でもまだ一年生。長っ。映画『アメリ』のしょっぱな、塹壕が砲弾を受けて、吹き飛ばされた人間の破片がドシャーみたいなシーンだったと思うのよねー。民衆の不満が戦争を起こすなら、どうしたら戦争は終われるんだろう?ヘンリーとマーサの哀しい物語に、そんなことを思いました。