このレビューはネタバレを含みます▼
ストーリー構成も面白く、キャラの個性も立っていて素敵。グロ耐性のレベルによって評価は分かれそうだけど、私の中ではグロさを感じず、楽しく読めた。他のキャラはみんないいのだが、レンだけが真の意味でどクズ。社会の役にも立たず、何か能力や才能があるわけでもなく、人の助けがなければ生きていけず、人より前に出ることもなく守ってもらうだけの存在。そのくせ執着心と欲求だけは誰よりも強く、同じものを欲する人を殺してでも譲らない。サイコパスだと言う人もいるが、あれはただのゴミ屑。顔面も極めて不快で、どこに可愛さを見い出せばいいのか分からなかった。一応物語のキーパーソンとして作者から重宝されているようなので我慢して読むが、奴だけは生理的に無理。