これは単なるギャグにあらず。

ネタバレ

2025年9月23日

このレビューはネタバレを含みます▼ マンガを読んでて、続きが気になったので購入。2冊をあっという間に読み終えてしまいました。
出来れば途中でやめずに1巻の最後まで、更に出来れば2巻の最後まで読んでいただきたい。丁寧にお出しされた伏線が最後に鮮やかに回収されていくのは快感ですらありました。ギャグとしても楽しめますし、勘違いものとしても物語の出来が高いです。
ただし、残念な点もあります。そのひとつは挿絵。表紙は綺麗だと思ったのですが、モノクロにすると少しイマイチに見えました。これに関してはコミカライズの作者様のイラストが可愛すぎてそちらに慣れてしまったせいもあるかと。
そしてもうひとつが、2巻完結とされているところ。ローザの出生に関して明らかになったものの、叔父さんの発言を受けてのベルたん。強化された王族包囲網。そして自己肯定感の低いローザの意識をどうするのか。その辺が中途半端に感じました。綺麗に完結された作品が読みたい人は避けた方が無難です。
いずれローザ達の物語の続きを読みたいです。それに期待を込めて星5にします。

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たそさん

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