救われる

ずっと一緒にいたいけど、恋愛かと聞かれるとそうではない二人。
異性間でも同性間でも、大人になって一緒に暮らしていれば関係性に名前が必要とされてしまう。

私は武田の考えに近くて、自分のことを人に分かってもらえなくてもいいし、人のことは分かるもんじゃないしそれで良いと思っていたけど、"分からないものは怖いから自分の知ってる言葉に当てはめて、それが知ってるものだと安心する”というような人の気持ちもあるんだなと気付けたので学びでした。
結婚だの相手はいるのだの、この年齢になると嫌でも纏わりつく質問にうんざりしていたので余計に刺さってしまった。

「分からなくたって変わらないものもあるよ」の台詞がとても胸に響いて、なんだろう、すごく泣きたくなってしまう。この漫画にはとても救われています。