暖かくそして温かい
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暖かくそして温かい

二十三/山本棗

色んな家庭、こどもがいる

ネタバレ
2025年9月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 帰ったらお母さんが温かい食事を作って待ってる…幸せ…が一般的かもしれませんが、私は嫌でした。私の母親はモラハラとDVの父に抑圧された生活を送っていたので、その捌け口が娘の私でした。「友達とご飯を食べて来るから」「卒業式の後、謝恩会でご飯食べるから晩御飯いらない」「同窓会で晩御飯食べるからご飯いらない」何度言っても帰ってくると沢山の晩御飯が待っていました。食べてきているのにまたご飯を食べなきゃならないはホントに拷問です。なので「ご飯いらない時は作らないで」というと「家でご飯を食べるのが常識や!!なにがあっても家でご飯を食べな許さんで!!」と怒鳴りつけられました。暴君の父親からのストレスの嫌がらせだと思いました。就職して独り暮らしをして、家でご飯を作って待ってる人がいない幸せを実感しました。だから私は家族が「今日はご飯いらないかも」と少しでも匂わせると「今日の貴方の分のご飯は作らないから。もし食べる予定がなくなったら自分でカップ麺か何か適当に食べて」と言い切ってしまいます。
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