転生悪役幼女は最恐パパの愛娘になりました
」のレビュー

転生悪役幼女は最恐パパの愛娘になりました

NiKrome/桃城猫緒

魔法と妖精の国。愛と成長の物語。

ネタバレ
2025年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ ゲームの世界の悪役令嬢に転生したサマラは破滅回避の為に奮闘する。設定はあるある。3巻までゲーム本編手前とあって。血の繋がらない父と5歳のサマラが心を通わせて行く様子が丁寧に紡がれて行くところが良い。5歳のサマラはひたすら破滅回避の為にいわゆる「いい子」になろうと演じるのでは無く。本物の心優しい「いい子」として育つ。サマラを取り巻く妖精達も彼女を祝福する。ところが、4巻ゲームスタートでヒロインが登場するや否や、関わり合いたくないと願うサマラの気持ちと裏腹に自称ドジっ子のリリザは何かとサマラに迷惑をかける。事故として片付けられたが、髪の毛を焼くってもう立派な嫌がらせじゃないか。リリザは軽く魅了とか使えてるのか、サマラ同様転生者なのかは謎。攻略対象達の王子達は早々にヤラレているが、父や謎の青年レブ、父の親友で過ごした時間も長いカレオは変わらずサマラに好意的だ。ホッ。私は父公爵そっくりの黒髪を持つレブが最初父の居ない時ばかりサマラに会いに来るので、父の魔法の化身なのかと思ったがそうではない。父はレブがサマラに近付くのを許さないところを見ると、レブは妖精と人間の間の子?とか。冒頭でサマラが使い魔にしたマリンがサマラ同様に成長していて、子供の姿から少年の姿になっている?!父ーーー!嫉妬するのでは?と、勝手にハラハラ。リリザがこのまま王太子妃になる未来は来ないだろうし。謎が解き明かされるまで楽しみに待ちます!
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!