誰が勇者を殺したか
」のレビュー

誰が勇者を殺したか

石田あきら/駄犬/toi8

勇者とは

ネタバレ
2025年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 魔王の誕生、世界の侵略、人々が希望を失う中、預言者によって田舎の村に勇者誕生が示唆されます。
誰もが勇者を待ち望んでいた世情の中で勇者になるべく己を磨き、強さを求めて才能ある者は学院で学ぶことになります。
その中に後の勇者となったアレスもおり、鬼気迫る勢いで一心不乱に強さを求め、勇者を目指していましたが才能はいまひとつ。
そんな中、学院の野外演習中に魔人に襲撃され、惨状の中でアレスは戦い続け制圧したことで、その実績から勇者パーティのメンバーとなり、魔王を倒すも勇者も帰らぬ人となった、その後のお話です。
勇者の功績を讃えるべく、それぞれの視点で勇者のエピソードや印象を証言、勇者の死の真相に迫っていく、という構図が映画のようでとても興味深かったです。
どのように勇者について語り、また魔王討伐の偉業をどのように考えているか、関係性によって色んな角度の証言があり、色んな面が見えてくるという魅せ方が素晴らしいと思うし、この強烈なタイトルが目を引くだけでなく、じわじわ効いてくる感じが上手いと思いました。
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!