真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!(コミック)
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真実の愛を見つけたと言われて婚約破棄されたので、復縁を迫られても今さらもう遅いです!(コミック)

橘皆無/彩戸ゆめ

西側と東側みたい

ネタバレ
2025年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 6巻中4巻は王国内のゴタゴタの話で、マリアベルがエドワードに婚約破棄されエドワードは平民のアネットと婚約
10年前の疫病で公爵など貴族がかかりバタバタ死んだおかげでダンゼル公爵の専横を王家は許してしまいます。
アネットはダンゼル公爵の後ろ盾を受けて妃教育を受けるのですが、読み書きもできないアネット。
マリアベルは帝国の王子レナートとお見合いし婚約するのだけどエドワードはアホな王子で人の言うことをホイホイ聞いてしまう
有様。ダンゼルの専横を許し帝国にマリアベルの婚約は無効であるという手紙が!!
結局エドワード王子の側近の企みで偽の御璽で手紙を出したエドワードはマリアベルを側室にしようとします。
最後は王様が出てきてマリアベル、レナート、エドワード、ダンゼルの前で10年前病気で亡くなった弟、母親はダンゼルの黒い麦が原因で疫病のような状態になり亡くなった事が発表されダンゼルは縛首に。この事件を裏で操っていたのは
共和国であった。エドワード王子は王位剥奪でセドリックが王位を受けることになった。平民の娘アネットと北の地に向かうエドワードを国民は真実の愛を貫いたと熱狂し送り出すのであった。
レナートとマリアベルは帝国に戻るとレナートの妃を狙っているクラウディアから妃の剪定という物言いがつき、孤児院の運営で売上を競った。マリアベルが勝ったが、ここにも共和国の影が。
共和国がロシア風の名前であるのに対し帝国と王国はイギリス・イタリア風の名前なので面白いです。
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