このレビューはネタバレを含みます▼
表紙の印象では、上側の黒髪眉毛受けと下側の茶髪攻めなのかな?と思いましたが、試し読みで逆とわかりました。第一話で、女装攻めのまつ毛がひじき…!?マスカラ失敗した?と思いましたが、戸惑う男前受けが可愛かったので、読み進めました。
攻めは受けの神様(村の守護神)に拾ってもらった過去があり、今は邪教の教祖で、白蛇→黒蛇の妖怪に変化
受けの山神様は、龍になり損ねた白蛇で、幼少期の攻めと過ごした過去を忘れている
…というような設定です。攻めも受けも白蛇なので混乱するのですが、今後その設定が生きてくるのかもしれません。
攻めの女装姿、受けは大絶賛でメロメロですが、普通にデカくてゴツいので口紅は違和感あるな〜…。服は女性ものでいいので、顔のメイクは薄めでお願いします。
受けの呼び名が、ヒョンサ(賢士)、ソンサ(仙師)、ムファ、ムサン…と色々あるので、「誰のこと?」ってなりますが、気合いで読めば何とかなります。
エロシーンはあっさり目かと思ったら、回を追うごとに濃厚になっていくので、今後に期待しています。白髪ストレートバージョンの受けが神秘的で可愛いので、その姿でも絡んで欲しいな〜。
ややクセのある柔らかい絵柄と、不穏な展開もありつつもラブラブバカップル夫婦という感じのお話です。
女装攻め、男前受け、ファンタジーBLがお好きな方は楽しめると思います。
しかし、同じ作者さんの前作を見てみたら、この作品の受けとほぼ同じ見た目のキャラが攻めで…!?どういうことなんです…!?と思いました。見た目より関係性を重視するタイプなのでしょうか?