このレビューはネタバレを含みます▼
溺愛執着攻めが好きな人には刺さると思います。
ただ、年齢設定が気になりました。
グリズ三十路超え。トワも三十路前。もう少し若い印象を受けました。
主人公トワの一度目の転生時の年齢は13歳、厨二病。男の子の方が精神年齢低いので中学1年生ならアリなのかな?小学生っぽく思えました(笑)
対して、グリズ当時28歳。
13歳のトワに懐かれて庇護対象には思えても、恋愛対象になるかなぁ?
同世代ならトワに取った稚拙な態度も含めアリですが、恋愛対象として見れるのか疑問を持ちました。
どういう経緯や想いから13歳のトワを恋愛対象として見れたのか、元々少年が恋愛対象なのか?
…それだと再開したトワは無しでしょうし…?
それから、居なくなったトワを4年間必死で探していたとは言え、グリズとトワの恋愛を応援する周囲にも違和感を覚えました。
もし、トワの再転生に4年しか経過していなかったら、グリズ32歳に対してトワは17歳です。グリズの行動は、32歳にしては幼すぎる気がします。
トワの年齢知りませんでしたし、4年しか経ってないと思ってましたよね。
三十路超えの、しかも責任ある立場の成熟した男性が、17歳の子に対して取る行動でしょうか?と。
なので、一度目転生時トワが13歳ならグリズも17歳、再開は10年後くらいで23歳と27歳とかの方が違和感が無いような気がしました。
グリズは騎士見習い中で、実力あるし年齢が近い方が良いのではとかで警護についたとか。
社会人になってからの5歳10歳差はそれ程感じられなくなりますが、学生時代の1歳の差って大きいですよね?13歳から見た28歳なんてオジサンですよね?
…と、二人の年齢さえ考えなければ楽しめました。
それと、13歳のトワに恋愛感情を持った事への説得力があれば星5でした。
お話し自体は嫌いではありませんので、おまけの星4です。