単行本ありがとうございます

ネタバレ

2025年10月15日

このレビューはネタバレを含みます▼ 連載版を購入済ですが描き下ろし目的と、１冊にまとまってほしかったので購入させていただきました。
描き下ろし、電子限定描き下ろし共に濡れ場はありませんでした。
両方とも本編の後日談で、少しずつ距離が縮まっていっているかんじが尊いです。

↓本編を読んで
左合、正美に共通しているのは母親を失ったという経験で、それによって性格が少々歪んでしまっています。
だから屋上から落ちて記憶喪失になったあとのお姫様のような左合は、元々そういう素質があったのでしょう。
また記憶喪失の佐合と過ごして自分と向き合い、気を引くためにやった数々の蛮行について反省した正美も、これが本来の姿なのかもしれません。
遠回しなやり方ではなく素直に愛情表現するのことが幸せへの近道なのだと、この作品が教えてくれたように思います。

最後に、ぜひ続編をお願いします！
カップルになった２人のハッピーエンドを「確認したい」です。

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ハルさん

(女性/40代) 総レビュー数：29件

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