その後のいつさよ~突然の居候!?~【誰か夢だと言ってくれ 番外編】
みっしぇる
このレビューはネタバレを含みます▼
本編が全10巻で完結した『誰か夢だと言ってくれ』の後日談。星川小夜と真柴樹の主役コンビのその後の生活が見られます。
大学に進学して同居を開始したふたりのもとに転がり込んできたのは、小夜のいとこである獅音(しおん)。学校に馴染めず通えていない獅音を元気づけてあげてほしい、というのが小夜の母からの依頼だった。獅音は小夜にとても懐いているものの、樹とは小夜の奪い合い(?)に発展して対立してしまう……。というお話。
新キャラの獅音は小夜に似た猫系の男子で、かわいらしく応援できます。樹→小夜の溺愛ぶりも健在で、シリーズの愛読者としても微笑ましく読みました。綺麗に完結した本編の後日談として、まさに求めていたものです。このような形での番外編が今後も発表されることを期待しています。
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